先生と、ひとつ屋根の下





「どうしたの栞ちゃん…」

「雄太くんが!!」






私も、美弥子さんも、何が起きたのか分からなくて……



パニックになって、






気づいたら、


病院にいた。






「どうしましょう……っ…栞ちゃん……!私のせいよ………私が……」




「どうしたんですか…一体」



「雄太に疲れたから一人で出来ることは一人でやりなさいって言ったの…
だからあのこ一人でお風呂なんか………」




美弥子さん………




「今仕事頑張らなきゃダメなの………
今じゃなきゃ……立て直すのに……」



仕事…上手くいってないのかもしれない。




今日もシュート練習してきたけど…



もっと早く帰ってくれば……





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