先生と、ひとつ屋根の下





「あとあたしらもさ、夏期大会まで約1週間だね。
あたしの足も思ったより早く治って本当によかった。神様のお告げだと思うんだ。お前はこの治った足でチームに貢献しろってさ」




「でも無理はしないでね…」




「もちろん。大会のために温存しなきゃだし。」




「うん。
頑張ろうね栞。絶対優勝しようね」








───────────………‥‥



「おかえり、栞ちゃん」



「ただいま…」



「ご飯出来てるわよ。」




「ごめんなさい…お腹減ってなくて」



「そう…おやすみ」









おやすみ…って………まだ…寝ません……ごめんなさい……。






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