先生と、ひとつ屋根の下






病室。




首が動かせなくて、
でも、栞が微かに見える。











泣きじゃくっている栞を見て、










どれ程心配をかけてしまったのか。








痛いくらいよく分かった。










意識が回復して、

運がいいのか、個室に移った。




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