先生と、ひとつ屋根の下
「どうも。栗原先生」
「こ…んな格好で、すいません」
「いえ」
っていうか……、
バカ、栞がここにいたら……
「ったく。ずる休みで旦那の世話か。」
「はい。すいません」
な…岩隈先生、
知ってるのか……?
「大丈夫ですよ、栗原先生。
青木のことは誰にも言ってません。
他の先生がよく思わないかもしれないからね」
「はは……」
「知ったときはびっくりしましたけど。
あ、これ、プリンです。食べれるようになったら、食べてください」
「すいません………頂きます」
栞はニコニコしてて、
なんか、調子がくるう………。