先生と、ひとつ屋根の下






「今日からは、先生がベッドで寝てくださいね。私はここで寝ますから」



「一緒に寝ないの?」



「寝っ……ませんよ、先生に負担かかりますし…。」



「……首さえ安定したら、お前を襲えたのに」



襲っ!!?!??





でも…私も………



本当は、先生と…………





「さ、今日はイブイブだし、久しぶりに先生と一緒だし、
夜ご飯奮発しますね!!」




「イブイブ?」





「クリスマスイブの前の日のことですよ!クリスマスイブのイブです!」





「へぇ…初めて知った。
でも、まだ作らないで。
ここにいて」






先生の綺麗な目が、



私を捕らえて、







せっかく立ち上がったけど、

また、先生の隣に腰を下ろして。






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