先生と、ひとつ屋根の下
冷や汗なのか、凄い汗……。
眠ってる先生を起こさないように、
そっとタオルで体を拭いて。
痛みがつらいのか、それとも……何か悪い夢にうなされてるのか分からないけど…
でも、先生は昨日まで一人で夜を過ごしていて、
こんな辛さがあったのを始めて知ったから…
朝。
結局ほぼ一睡も出来なかったけど、
朝日が目に染みることもなく。
クリスマスイブの優しい太陽の光に包まれた部屋。
「……ん…」
「あ、起きました?おはようございます」
「…おはよ…」