お前、俺のこと好きだろ?



小春は、オロオロして手を全力で振って「違う」アピール。



そして、その手を振っているせいで持っていたカフェオレが、宙を待ってゴロゴロと床へ落ちた。



「あぁぁぁ〜!……カフェオレが!!」



……ほら。こういうところ。
本当に、見てて飽きないと思う。



小春は、俺を置いて走って転がっていたカフェオレを手に取った。


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