お前、俺のこと好きだろ?



「でも!私は……高畑くんといたいです」



「ふはっ…ほんと、小春は俺のこと大好きだな」



……キュンてきた。



高畑くんの子供っぽい笑顔にキュンて。



あー……やっと、私の前で素で笑ってくれた。



「っ、」



顔が熱い。



「なに、顔赤いけど?」



高畑くんはそう言って、私の顔をのぞき込む。


< 206 / 376 >

この作品をシェア

pagetop