お前、俺のこと好きだろ?



「じゃ、やるぞ」



「……っ、」



痛い……絶対痛そう。


自分じゃ怖くてきっとできないから、高畑くんが私の左の耳たぶにピアッサーを当てる。



「……うっ……」



む、むり~~……!!!



「大丈夫。痛くないから」



痛くないっていう高畑くんの言葉は、信用できないんだけどな、私。


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