お前、俺のこと好きだろ?






1時間目の生物の時間。
暇で仕方なかった私は、とりあえず高畑くんのことを考えることにした。




はぁ…自信持つって言っても、どうすればいいんだろう?



高畑くんを、もう1回デートに誘うとか?


ううん……絶対、高畑くんの重荷になるもん。
それだけは、絶対やだ。




────小春のことを一生面倒見てくれるのって、あの人くらいよ。




……っ、頑張らないと。
頑張って頑張って、くらいつかなきゃ。


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