お前、俺のこと好きだろ?



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俺が小春に
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ルーズリーフに書き出した文字は、ここで止まっている。



やっぱり、違う。
なんか、違うって。



俺は、消しゴムを手に持って、“俺が小春に”とやけに右肩上がりの文字をすべて消した。



俺は再び、シャープペンシルを右手に持ってルーズリーフに書き出す。



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小春に俺のことが
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好きだと言わせる。
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1行ずつ開けて、そう書いた。



やっぱり、俺にはこれが合ってんだろ。


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