お前、俺のこと好きだろ?
「痛い?」
高畑くんは私にそう聞いて、私の座る椅子の前にしゃがんだ。
「痛い……」
めちゃくちゃ痛いんだよ、高畑くん。
何もしてなくても、ズキズキするんだもん。
「そっか」
高畑くんは、私の言葉にそれだけ返事して、何故か私の足に手を伸ばしてくる。
最初は、何するんだろうと思ったけど、高畑くんが私の足に触れてから意味がわかった。
…………やばいやつだ。
「いっ……!!!」
「ふはっ……」
この人、本当に何考えてるの…!!??