お前、俺のこと好きだろ?



「高畑くんっ…ひどいよ!」



「つい」



何が、つい!?
全然、ついじゃないでしょ。
ついとかそんなのどうでもいいけど、普通そんなことするかな……!?



やばいと思ったのも束の間、
高畑くんは、いきなり私の痛い足を思い切り掴んできた。


とりあえず、痛い。
普通に痛かった。


この人に、慰謝料貰おうか。


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