お前、俺のこと好きだろ?
「……えっと、」
嫌です。断固拒否します!!
だって、高畑くんに消毒されるのは……う、嬉しいけど!!
絶対、何かしてくるもん、この人!怖いもん……!
「まぁ、遠慮すんなって」
遠慮なんかしてない!!
「まって、高畑くん!ほんと……にっ!!??」
ピタッと消毒液がついたティッシュが私の足に付く。
「し、ししししみる~……!!無理!高畑くん、ストップ!」
それでも、高畑くんは手を離そうとしなくて。
だめだ、この人。完全に楽しんでる。