お前、俺のこと好きだろ?



「~~~~~っ!!」



くっそぅ……高畑くんのバカ!



「まって、本当に無理!」



私は、高畑くんの腕を掴んで、とりあえず力ずくで離した。



「し、染みるっ!」



高畑くんは、ティッシュをゴミ箱に入れて、笑いながら私の顔をのぞき込んでくる。


もう、高畑くんなんか知らないもん!


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