お前、俺のこと好きだろ?



「だからさ、私と付き合おうよ」



「……」



俺は、そう言ってまだ俺の腕に絡み付いてくる女を抱きしめた。



「えっ!?高畑くん!?やだぁ」



そう言いながら顔を赤らめる女と叫びまくる周りの女子。



「私と付き合ってくれる?」



そういう女に、俺はドスの聞いた声で耳元で囁いた。


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