Soul Lovers2~あなたの笑顔を守りたくて~
初めての
―Side Hinako―
昼休み、大学内にあるカフェで亜理沙と昼ごはんを食べる。
「陽希(はるき)としちゃった」
恥ずかしそうに俯きながら言った亜理沙に、食べてたうどんを吹き出しそうになる。
「え?何て?」
ちゃんと聞こえていたのに、思考能力がついていかなくて聞き返す。
「だから私、陽希としちゃったって」
顔を上げて、しっかりと私の目を見ながら言った亜理沙の顔は真剣で、
「二人。いつから付き合ってたの?」
思わず聞く。すると亜理沙は困った顔をした後、
「まだ付き合ってない」
そう答えた。
付き合ってないのにしちゃうって、どう言うこと?
よくよく話を聞くと、先日、亜理沙の誕生日を菅(すが)くんがお祝いしてくれたらしく。
20歳になった記念にと、2人でお酒を飲んだらしい。
昼休み、大学内にあるカフェで亜理沙と昼ごはんを食べる。
「陽希(はるき)としちゃった」
恥ずかしそうに俯きながら言った亜理沙に、食べてたうどんを吹き出しそうになる。
「え?何て?」
ちゃんと聞こえていたのに、思考能力がついていかなくて聞き返す。
「だから私、陽希としちゃったって」
顔を上げて、しっかりと私の目を見ながら言った亜理沙の顔は真剣で、
「二人。いつから付き合ってたの?」
思わず聞く。すると亜理沙は困った顔をした後、
「まだ付き合ってない」
そう答えた。
付き合ってないのにしちゃうって、どう言うこと?
よくよく話を聞くと、先日、亜理沙の誕生日を菅(すが)くんがお祝いしてくれたらしく。
20歳になった記念にと、2人でお酒を飲んだらしい。