Soul Lovers2~あなたの笑顔を守りたくて~
RUKIの陰謀
―Side Hinako―
Soul Loversニューアルバムのリリース日前日。
部活が休みの今日は、亜理沙と一緒にCDショップにやって来た。
「予約していた真下です」
眼鏡をかけてツインテールの、いかにも頭が良さそうな店員さんに名前を告げると、にっこりと頷いてすぐにCDを出してくれた。
CDに触れた瞬間、大切な宝物に触るみたいにドキドキと胸が高鳴った。
「ありがとうございました」
店員のお姉さんの声を背中に感じながら、流行る気持ちを抑えて店を出ると、亜理沙と近くのファミレスに入った。
新品のナイロンの包みを開けると、中にはCDと、爽やかな笑顔の七倉さんがいて、
「やった!七倉さんだ!」
思わず叫んだ。
Soul Loversニューアルバムのリリース日前日。
部活が休みの今日は、亜理沙と一緒にCDショップにやって来た。
「予約していた真下です」
眼鏡をかけてツインテールの、いかにも頭が良さそうな店員さんに名前を告げると、にっこりと頷いてすぐにCDを出してくれた。
CDに触れた瞬間、大切な宝物に触るみたいにドキドキと胸が高鳴った。
「ありがとうございました」
店員のお姉さんの声を背中に感じながら、流行る気持ちを抑えて店を出ると、亜理沙と近くのファミレスに入った。
新品のナイロンの包みを開けると、中にはCDと、爽やかな笑顔の七倉さんがいて、
「やった!七倉さんだ!」
思わず叫んだ。