私の恋はスキャンダラス♡

―――ツーツーツー


気が付いたら通話は終わっていて。


『菜々美、一度だけ話がしたいんだ。今日の夜9時からムーンフロントカフェで待ってる。』


それしか覚えていない。


大好きだった。

だけど

大嫌いだった先生。
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