花火の涙

「ねえ、由羽。真琴君のこといいなって思ってるけど・・・・、
やっぱり、唯が・・・。」


「准、唯君とのこと、ちゃんとしたほうがいいと思う。
真琴君のことは、それから考えたら?」



「・・・うん。
やっぱり、そのほうがいいよね。」


思い出した。昨日、准に告白してきたのは、
2組の、真琴君って人だった。

准は、唯君ってゆう幼なじみがいて、

つい最近まで、付き合ってた。

唯君は、かなりの照れ屋でそれが原因で、
喧嘩して、別れてしまったらしい。


だけど、まだお互い好きなんだ。
それに気がついてないから、たちが悪い。


真琴君のこと気になるなんて言ってたのは、

唯君を忘れるためだなんて私には、すぐわかった。
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