嘘姫
☆第1章☆
◇◆◇過去◇◆◇ -美桜side-
-12月20日-
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私の5歳の誕生日は吹雪の吹く冬の寒い日だった。
「ママー。みお、ケーキが欲しい〜」
「今日は外に出られないから明日ママが買ってきてあげるから、ね?今日は我慢して?」
「やだ!みおは今日が誕生日なの!」
「だめ!」
「うっ…うわーん。パパー!!ママに怒られたー」
「よしよし。でも美桜。ケーキは明日にしよう?な?」
「うぅー…もうパパもママも大嫌い!!もう知らない!」
『美桜!!』
5歳の誕生日、吹雪のなか私は家を飛び出した。
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私の5歳の誕生日は吹雪の吹く冬の寒い日だった。
「ママー。みお、ケーキが欲しい〜」
「今日は外に出られないから明日ママが買ってきてあげるから、ね?今日は我慢して?」
「やだ!みおは今日が誕生日なの!」
「だめ!」
「うっ…うわーん。パパー!!ママに怒られたー」
「よしよし。でも美桜。ケーキは明日にしよう?な?」
「うぅー…もうパパもママも大嫌い!!もう知らない!」
『美桜!!』
5歳の誕生日、吹雪のなか私は家を飛び出した。