嘘姫
「…お…みお…美桜!!」
「ん…おばあちゃん…?」
「美桜!やっと目が覚めたのね!」
「…ここは…どこ?」
「病院だよ」
(病院…)
「おばあちゃん!パパとママは!?」
「…。」
「おばあちゃん!!」
「アンタのせいで意識不明だよ。」
「桜!」
「え…?桜お姉ちゃん…今…なんて言っ…た?」
桜お姉ちゃんとはパパ(龍司)の年の離れた妹でパパを、すごく慕っていて私が5歳のとき16歳だった。
「桜!!何てこと言うんだい!美桜は…「アンタが家を飛び出したから探しに行って龍司兄ちゃんと美希さんはスリップ事故にあったんだよっ!」
(パパとママが…)
「なのにアンタは助けも呼ばずに、ただ泣いていただけ!トラックの運転手は、ひき逃げするし…通行人も、あんな吹雪のなかだからいないし、事故が起きたのが、お母さんの家の近くだったから、お母さんが救急車を呼んだから助かったけど、もう少し遅かったら龍司兄ちゃんと美希さんは死ぬ所だったんだから!」
(うそ…私のせいだ…)
「また、アンタのワガママのせいで龍司兄ちゃんは…!アンタなんて…アンタなんて死んでしまえばいいのに!!」
「ん…おばあちゃん…?」
「美桜!やっと目が覚めたのね!」
「…ここは…どこ?」
「病院だよ」
(病院…)
「おばあちゃん!パパとママは!?」
「…。」
「おばあちゃん!!」
「アンタのせいで意識不明だよ。」
「桜!」
「え…?桜お姉ちゃん…今…なんて言っ…た?」
桜お姉ちゃんとはパパ(龍司)の年の離れた妹でパパを、すごく慕っていて私が5歳のとき16歳だった。
「桜!!何てこと言うんだい!美桜は…「アンタが家を飛び出したから探しに行って龍司兄ちゃんと美希さんはスリップ事故にあったんだよっ!」
(パパとママが…)
「なのにアンタは助けも呼ばずに、ただ泣いていただけ!トラックの運転手は、ひき逃げするし…通行人も、あんな吹雪のなかだからいないし、事故が起きたのが、お母さんの家の近くだったから、お母さんが救急車を呼んだから助かったけど、もう少し遅かったら龍司兄ちゃんと美希さんは死ぬ所だったんだから!」
(うそ…私のせいだ…)
「また、アンタのワガママのせいで龍司兄ちゃんは…!アンタなんて…アンタなんて死んでしまえばいいのに!!」