君が好き~16歳ママの恋~
夢羽の額に手を当ててみた。
熱い……。熱?!
「夢羽!」
どうしよう……。
お父さんたちは仕事だ。
お姉ちゃんも、電話したとしても遠いから、帰ってくるのは時間がかかる。
こわい。
夢羽が、死んじゃうかもしれない。
そんなの、イヤだ!
「誰か……」
目に入ったのは、橘日向の、電話番号だった。
助けてくれるかな……?
私がもっとしっかりしてれば。
もうこの人しかいない。
「藤咲?」
「夢羽が……」
夢羽を助けて。
その言葉だけなのに、なんで、言葉が続かないの?
やだ、泣きそうだよ。
「藤咲、落ちつけ。夢羽ちゃんがどうした?」
なんなの?
友達でもなんでもないのに、なんで、その言葉だけで落ちつくの?
「夢羽が熱出してて、苦しそうで……」
「家の人、いないのか?」
「みんな忙しいから」
熱い……。熱?!
「夢羽!」
どうしよう……。
お父さんたちは仕事だ。
お姉ちゃんも、電話したとしても遠いから、帰ってくるのは時間がかかる。
こわい。
夢羽が、死んじゃうかもしれない。
そんなの、イヤだ!
「誰か……」
目に入ったのは、橘日向の、電話番号だった。
助けてくれるかな……?
私がもっとしっかりしてれば。
もうこの人しかいない。
「藤咲?」
「夢羽が……」
夢羽を助けて。
その言葉だけなのに、なんで、言葉が続かないの?
やだ、泣きそうだよ。
「藤咲、落ちつけ。夢羽ちゃんがどうした?」
なんなの?
友達でもなんでもないのに、なんで、その言葉だけで落ちつくの?
「夢羽が熱出してて、苦しそうで……」
「家の人、いないのか?」
「みんな忙しいから」