真実の愛
嫉妬
有翔が他のところ行ってる間に
あたしもトイレに行こ。
...って、トイレどこよ。
「すいませーん。トイレってどこですか?」
「あ、お手洗いでしたら廊下にでて
真っ直ぐ行ってもらったらありますよ!」
「ありがとうございます」
廊下..廊下..っと、ここか。
「ねぇ、お姉さん?
ちょっといいかしら?」
誰?この香水のきつい女。
「なんですか?」
「あなた..有翔のなに?」
「..は?」
「だから、有翔のなんなのって聞いてんの。
さっき席で抱き合ってたでしょ?
あなたと有翔。」
「..だったら、なんですか?
あなたには関係ないでしょ」
「関係あるから。
有翔はあたしと付き合ってるのよ?
有翔とどうゆう関係かは知らないけど
ただのお客の分際で有翔になれなれしく
しないでよね。」
は?どうゆうこと?
有翔とこの女が付き合ってる?
..まったく意味わかんない。
てか、酔いがまわったのかな?
泣きそうなんだけど..。
このわけわかんない女に言い返したいけど
ひとまずトイレに行こ..。