彼の情事私の事情
いつかは私だけを
いつかは私を彼女だと扱ってくれる
でも
会社では、いやでも噂が出ていた
「塔ノ沢社長、今度は総務の女だって」
「マジ?全然タイプ違うが、子供じゃん」
「呼び出されて関係もった時、処女だったとか疑いは持たない尽くすタイプだってセフレで充分だって笑ってた」
「うわ、いたい女ってまだいたんだ」
情けなくなって、トイレから出られなくなった。
『そんな事知っている、私としても
他の女の方がよかった、とかデートを逐一報告受けているから』
わかる、そこのない沼に溺れて
もがいている気持ちをあなた達にはわかるないでしょ?
どんどん塔ノ沢を好きになっているそうでもしなきゃあ、私が惨めになるたけ