あたしの正義
「雛さん、アリスさんは?」
「え、えっと〜〜。」
ごめんなさい。
ぼんやりとしか見えなくて、誰が誰かわからない。
でも声からして少し戸惑ってるようにも感じた。
まさかここにアリスさんがいないとか?
「と、とりあえずみなさん今日はありがとうございました!!ちょっと変わったショーはどうでしたか?」
「楽しかった!」
「感激した!」
「俺…鳥肌たった。」
「最高だったよ〜〜!」
「良かったぁ。みなさん城ヶ崎さんのファンをずっとやめないでくださいね!それではこの辺で!」
パチパチパチ!と拍手が湧く。