あたしの正義
「ッ〜〜〜〜!?痛いってば〜〜!!!」
「あ、ごめんごめん〜〜。あははははは〜〜。」
「いつも言ってるけどいきなり抱きつくのはやめてよね!!!」
ぴしゃりと怒ったけど反省するつもりがない彼。
ヘラヘラと笑いながら胡座をかいてる。
だからムカついて思いっきり荷物を投げつけた。
「うにゃ!?」
「バカ御門!!反省しろ!!」
「アリちゃん酷くないっすか〜〜!?俺はアリちゃんの帰りをずっと待ってたのに!!」
「待っててとは言ってないし!とゆうかいい加減に合鍵返せよ!!」
「やだよ!これなくちゃアリちゃんの部屋に入れないじゃん!!」
「そのために返してもらうんだよ!」
「はあああ!!」
こいつと話していると疲れる。
果てしなく疲れる。
さっきまでの疲れよりも疲れる。