あたしの正義


営業が終わる。
今日はすごい混んだ。
てか、混まない日はない。

それはすごい嬉しいこと。
だから頑張れる。



そんな時、掛かってきた一つの電話。



「京太さんが電話してくるのレアじゃないっすか?」

「変わらないな。ちょっと頼みがあってさ。」

「頼み?」



京太さんが俺にわざわざ頼み?
一体なんの頼みなんだろう。

少し緊張してきた。
なんだこの感じ。



「頼みって何すか?」

「アリスのこと。」

「……アリちゃん…絡みですか。」



…アリちゃんか。
ちょっと嫌かも。

だって俺アリちゃんに嫌われてんもん。




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