誠の名の旗の元に～オレっ子少女の時渡り～

結果、左之さんがついてくることを条件に近藤さんの了承を得た誠は左之と前川邸に向かった

何やってんだよ芹沢さん、てか何人殺したんだあの人...ってことは、2、3日後には向こうから力士たち来るのかよ...

でも、それで仲直りしていい方向に進むんだったっけ？
ならいいけど...いや、騒ぎを起こしたことに変わりないんだ...
史実通りに殺されるぞ、芹沢さん...

左「誠？おい誠、百面相しながらどこまで行く気だよ...ついたぞ？」

え、あ...ホントだ

気が付くともう前川邸の門前に居た。

門には平隊士と思われる者が二人槍を持って立っていた

左「あれ、槍なんて持っちゃって...ハハッ怖い怖い」

そんなことを言った左之をちらりと見てみると彼もまた、槍を担いで立っていた