誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~
誠「左之さんも持ってるじゃん...」

すると左之は当たり前だと言わんばかりの顔で話し始めた

左「いや、だって俺やり専門だしなぁ、それに今、俺はおまえの用心棒だからな」

左之さんが、用心棒って理由で持って歩いているように、向こうは門番って理由でやりを持って...あれ、そういえば、八木邸の方にはなんで門番がいないの?

左「よし、じゃあ行きますか」

誠「え?ち、ちょっと待って!おいてくな!」

門①「チッ近藤一派が...何用だ、申せ」

なんだあれ、感じ悪いな

誠「俺の剣の師に会いたい、案内せよ」

門①「そなたの師だと…?そのような者は居ない、帰れ」

すると左之が一歩前に出て門番に言った

左「芹沢さんのことだ、通してくれ」

門②「ならん、帰れ!」

もう一人の門番はそう言うと持っていた槍を誠目掛けて振りかざしてきた

ーガンッ

バキバキッ

左「な、...誠お前...」
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