誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~

箱の中身は…?

左「とりあえず屯所もどろうぜ?この籠の中身も全部確かめたいし」

誠「そうだな…じゃあ左之それ、持ってきて」


屯所の門前につくと土方が仁王立ちをして待っていた


誠「ただいま土方、左之の部屋行ってくるから、その後部屋行く」


そう言って通りすぎようとすると「何話してきたんだ? …どうしたんだその怪我は!」
と土方は怪我をした腕を掴んできた


左「向こうの平隊士にやられたんだそんなひどい怪我じゃねぇ、お梅さんが手当してくれたんだ。で、土産も貰ってきたぜ?全部誠宛だけどよ…俺が付いてたのにすまねぇな」

土「いや、大したことが無いならいい」


そう言って土方は中へ入ってしまった

不服そうな顔をして去っていった土方の背中を誠はきょとんとした顔で見送った


誠「何なんだよあいつ調子狂うな」

総「あれでも誠のことを心配してるんですよ?」

左「まぁ、アレだ!うちの鬼は仏さんより優しいってこったな!よし!部屋行って物の整理するぞ」
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