誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~
土「こいつは俺の小姓に就く、そして全組長助勤という地位を与えた誠は俺らの仲間だ」

誠「よろしくお願いします」

すると広間の中がざわつき始めた

隊①「何だ、コネで入ったのかよ、刀もまともに振るえねぇんじゃねぇのか?」

隊②「あいつ、顔といい声といい、女なんじゃねぇのか?男だとしても、足手まといだな」

隊③「どうせ近藤さんに色目使ったんだろ?しかもなんだよあの眼の色は」

隊④「あいつ、昼間の強い奴...」


などなど隊士たちは好き勝手言っていたが誠は黙っていた 
なぜなら誠以上にイライラしている人がいたから


総「ねぇ君たち、口の聞き方には気をつけなよ?二番隊と十番隊の子たちはこの子の事知ってるよね?」
一「今誠の事を侮辱した者は誠に負けた俺と総司をも侮辱したものと見る、よってただでは済まさん。」


二人の殺気だった雰囲気や物言いからとんでもない事をしたと皆思ったのだろう。私を侮辱した隊士たちは顔を青くした
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