誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~

場が静まったところで烝が言った


烝「ん?この文はなんや?」

文?

あぁ、そういえばそんなの付いてたっけ


近「どれ、貸してみなさい」

と言った父上に烝は文を渡した

父上は文を開いてすぐに顔を顰めた

近「徳川...しか読めん」

誠「は?」

読めない?なんで

烝「楷書ですか、わいも読めませんわ」

楷書?それって未来では標準の文字だよね?この時代じゃ読める人も書ける人も位の高い人だけだったとか...なんとかって


誠「それかしてください。俺読めます。」
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