『“せんせい”のくせに。』

「、好きなだけどうぞっ?」


うわ、冷静を装ったつもりが
声上ずっちゃったよ。


『じゃあ、遠慮なく。』


という言葉と共に、圭太の冷たい手が触れてきたのはぷにぷにのお腹ではなく


「ひゃっ…っ」


脇腹だった。


『ひゃっ、だって。かーわい。』


……また笑ってやがるっ!
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