『“せんせい”のくせに。』


『ぷっ……!』


上から聞こえてきたのは、こらえきれない笑いを吐き出した音。

つまり……、


「う、そ、起きてたのっ?」

『うん。でも、もう我慢すんの無理』


口に手を当てたまま、
まだ笑い続ける圭太。

どこから起きてたの?
もしかして服脱がした時すでに?
……最悪だ。
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