a desire



「あの…っほら、直輝はすっごくモテるし、彼女いそうだし、なんか…なんとなくね、やめたほうがいいような気がするからっ…」




なんでこんなに焦ってるの、私。冷や汗まで出てきちゃったよ…




見兼ねた直輝が




「…そんなんじゃ、うちの嫁は務まらないけど?」




そう言いながら、直輝は私を優しく抱きよせようとした。




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