秘密のカレはV(ヴィジュアル)系
*
「ねぇ、望結も行くでしょ?」
学食で、まったりとランチをとってる時に、さゆみが唐突にそんなことを口にした。
「行くって…どこに…?」
「どこって…シュバルツのライブに決まってるじゃない。」
「うっ…」
私は食べてたものが喉が詰まりそうになって、慌ててお冷を飲み干した。
「い、行かないよ。
わ、私…ヴィジュアル系ってやっぱり苦手だし…」
無理無理。
さゆみには悪いけど、瑠威にみつかったらどんな顔すれば良いのかわからないし…
「そんなぁ…
ライブに一人で行くって寂しいし、心細いじゃん。
……付き合ってよ~…」
「だめだめ!
……見てよ。
私なんてどこからどう見てもヴィジュアル系のファンって感じじゃないよ。
現にこないだだって、私達、すごく浮いてたじゃない。」
「だから、今度はちょっとヴィジュっ子っぽ格好していこうよ。」
「いやよ、あんな格好、私には似合いそうにないもん。」
「そんなこと言わないで…お願いっっ!!」
「ねぇ、望結も行くでしょ?」
学食で、まったりとランチをとってる時に、さゆみが唐突にそんなことを口にした。
「行くって…どこに…?」
「どこって…シュバルツのライブに決まってるじゃない。」
「うっ…」
私は食べてたものが喉が詰まりそうになって、慌ててお冷を飲み干した。
「い、行かないよ。
わ、私…ヴィジュアル系ってやっぱり苦手だし…」
無理無理。
さゆみには悪いけど、瑠威にみつかったらどんな顔すれば良いのかわからないし…
「そんなぁ…
ライブに一人で行くって寂しいし、心細いじゃん。
……付き合ってよ~…」
「だめだめ!
……見てよ。
私なんてどこからどう見てもヴィジュアル系のファンって感じじゃないよ。
現にこないだだって、私達、すごく浮いてたじゃない。」
「だから、今度はちょっとヴィジュっ子っぽ格好していこうよ。」
「いやよ、あんな格好、私には似合いそうにないもん。」
「そんなこと言わないで…お願いっっ!!」