秘密のカレはV(ヴィジュアル)系
「ねぇねぇ…!
ライブまでに、服、買いに行こうよ!」
「えーーー…
私には無理だよ、ああいう格好は…」
「そんなことないって!
きっとそれなりに雰囲気出るよ。」
「無理だって。
髪だって、私、こんなだし…」
いまだ髪を染めたことがないっていうと、珍しいねって言われるくらいだもの。
パーマは一応かけてはいるけど、ほんのゆるふわだし。
「じゃあ、ウィッグなんてどう?」
「ウィッグ?いやよ。なんでそんな…あ……」
その時、私の脳裏には瑠威の家庭教師姿が浮かんでた。
そうだ…
私もあんな風に変装すれば良いんだ!
そうすれば、ライブに行っても私だってバレない…!!
「……望結?どうかした?」
「え?べ、別に…
そ、そうだよね?
ウィッグっていうのも良いよね。
髪型変われば似合う服だって変わるし…うん!
ウィッグかぶって、ヴィジュっ子の服買おう!」
「本当?
うんうん!そうしよ!」
さゆみはそう言って嬉しそうに微笑んだ。
ライブまでに、服、買いに行こうよ!」
「えーーー…
私には無理だよ、ああいう格好は…」
「そんなことないって!
きっとそれなりに雰囲気出るよ。」
「無理だって。
髪だって、私、こんなだし…」
いまだ髪を染めたことがないっていうと、珍しいねって言われるくらいだもの。
パーマは一応かけてはいるけど、ほんのゆるふわだし。
「じゃあ、ウィッグなんてどう?」
「ウィッグ?いやよ。なんでそんな…あ……」
その時、私の脳裏には瑠威の家庭教師姿が浮かんでた。
そうだ…
私もあんな風に変装すれば良いんだ!
そうすれば、ライブに行っても私だってバレない…!!
「……望結?どうかした?」
「え?べ、別に…
そ、そうだよね?
ウィッグっていうのも良いよね。
髪型変われば似合う服だって変わるし…うん!
ウィッグかぶって、ヴィジュっ子の服買おう!」
「本当?
うんうん!そうしよ!」
さゆみはそう言って嬉しそうに微笑んだ。