秘密のカレはV(ヴィジュアル)系
「でも…本当に大丈夫なの?
今、交渉は大変なところなんでしょう?」
「まぁな…俺達も、今、実は揺れてるんだ。」
「揺れてるって…?」
「小西はとにかくどういう形でもまずはメジャーデビューして、後の事はそれからだって意見なんだ。
オルガも小西程ではないにしろ、それに近い意見だ。
だけど、ケインは今のままのバンドじゃないとデビューする意味がないって言ってる。
クロウも少しならともかく、見た目や曲をあまりに変えられるんだったら、無理にデビューはしたくないって言ってる。」
「ニ対ニなのね。
それで、瑠威の意見はどうなの?」
「俺もどっちかっていうと、ケインたちの意見に近い。
それに…万一、かおりとのことを強行に反対されるようなら、メジャーはないなって思ってた。」
「そんな…」
メジャーデビューはみんなの夢だ。
俺だけの勝手な意見でそれを反故にすることは出来ないが、それだけはどうしても譲れないところだった。
だけど、もしそんなことになったら、かおりが気に病むこともわかってる。
だから、なんとか話し合いでうまく解決出来たら…と思ってる。
かおりをこれ以上苦しめることは絶対にしたくないから…
今、交渉は大変なところなんでしょう?」
「まぁな…俺達も、今、実は揺れてるんだ。」
「揺れてるって…?」
「小西はとにかくどういう形でもまずはメジャーデビューして、後の事はそれからだって意見なんだ。
オルガも小西程ではないにしろ、それに近い意見だ。
だけど、ケインは今のままのバンドじゃないとデビューする意味がないって言ってる。
クロウも少しならともかく、見た目や曲をあまりに変えられるんだったら、無理にデビューはしたくないって言ってる。」
「ニ対ニなのね。
それで、瑠威の意見はどうなの?」
「俺もどっちかっていうと、ケインたちの意見に近い。
それに…万一、かおりとのことを強行に反対されるようなら、メジャーはないなって思ってた。」
「そんな…」
メジャーデビューはみんなの夢だ。
俺だけの勝手な意見でそれを反故にすることは出来ないが、それだけはどうしても譲れないところだった。
だけど、もしそんなことになったら、かおりが気に病むこともわかってる。
だから、なんとか話し合いでうまく解決出来たら…と思ってる。
かおりをこれ以上苦しめることは絶対にしたくないから…