秘密のカレはV(ヴィジュアル)系
*
「……い、瑠威ってば!」
「え……?」
「どうしたんだよ、ぼーっとして。
まさか、もう酔ったのか?」
気が付けば、オルガが呆れたような顔で笑ってた。
「まさか……ちょっと考え事してたんだ。」
「考え事って…またかお姉のこと考えてたのか?」
「違うって…新曲のことだよ…」
ケインの冷やかしに適当なことを言って返した。
「瑠威…何か食べる?」
「うん、今は良い。」
そう言って、俺は、かおりの肩を抱いた。
「おいおい、いちゃつくなよ。」
「良いじゃないか。
こういう時じゃないとなかなかいちゃつけないんだから。」
「よく言うよ。家じゃ、しょっちゅうべたべたしてるんだろ?」
「当たり前だ。
なぁ、かおり~…」
俺は力を込めて、かおりの身体を引き寄せた。
メンバーの冷やかしの口笛が心地良い。
幸せだ…
愛するかおりと気の合うメンバーに囲まれて…
俺はこの幸せが、この先もずっと続くものだと信じて疑わなかった。
「……い、瑠威ってば!」
「え……?」
「どうしたんだよ、ぼーっとして。
まさか、もう酔ったのか?」
気が付けば、オルガが呆れたような顔で笑ってた。
「まさか……ちょっと考え事してたんだ。」
「考え事って…またかお姉のこと考えてたのか?」
「違うって…新曲のことだよ…」
ケインの冷やかしに適当なことを言って返した。
「瑠威…何か食べる?」
「うん、今は良い。」
そう言って、俺は、かおりの肩を抱いた。
「おいおい、いちゃつくなよ。」
「良いじゃないか。
こういう時じゃないとなかなかいちゃつけないんだから。」
「よく言うよ。家じゃ、しょっちゅうべたべたしてるんだろ?」
「当たり前だ。
なぁ、かおり~…」
俺は力を込めて、かおりの身体を引き寄せた。
メンバーの冷やかしの口笛が心地良い。
幸せだ…
愛するかおりと気の合うメンバーに囲まれて…
俺はこの幸せが、この先もずっと続くものだと信じて疑わなかった。