純白双子♀VS極悪双子♂
「今日は大変だったねぇ」



今は帰り道。隣で歩いている優華が俺に言った。



そう。アレからというもの学年全員が俺らを見に来るから休み時間は教室から出れないし、新聞部が思う優勝候補とか言って取材にくるし・・・



散々な1日だった。



「けど、明日には学校掲示板で最終審査に残った人の発表だもんねぇ
もうちょっと日に余裕を作ったらいいのにねっ」




「そうだな。まぁ俺は絶対に最終審査まで残らないから関係ないけど
優華は気をつけないと明日はもっと大変なことになるぞ」




「えー。優華のほうが絶対に無いし!!
陸也君は絶対に残るねっ。自覚ないみたいだけどカッコいいよ陸也君は」
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