突然来た同居人。
「俺田辺になんか頼んだっけ。
あ、芽依に近づくなって頼んでたな。
なにしてんの?
芽依に何いってんの?
俺は芽依といたいからいるんだけど。
毎日毎日ほんとひまだね。」
碧……知ってたんだ。
「俺お前と付き合えないって言ったよな。
その腹いせ?
俺に対する嫌がらせか何か?
芽依に当たるのはお門違い。
もう二度と芽依に近づくなよ。」
碧がそういうと田辺さんたちは急いで立ち去った。
「あ、そうだ。もうひとつ。
勝手に俺の名前呼ばないでくんない?
お前に碧とか呼ばれると吐き気する。
とっとと行けよ。」
田辺さんたちは何も言わずにいなくなった。