突然来た同居人。



女子にモテる碧と手を繋いでいると、学校に近づくにつれて女子からの視線が痛い………。



それだけではなく



「え、碧って秋月さんと付き合ってんの!?」



友達が多い(らしい)碧はいろんな人から声がかかり、すごく注目されてる気がする。。




「おう、彼女。


いいだろ。」



碧も毎回そう答えるためずっと恥ずかしい…。




………嬉しかったりもするけどね。





「碧みたいなのが秋月さんと付き合えるとか!」



「ってかいつの間に仲良くなったんだよ。


俺も仲良くなりたかったし。」



「なー。抜け駆けかよ。


秋月さん碧のどこがいいわけー?」



とにかく一気に男の子が集まってきて……むり。



一番いやな展開。



思わず握ってる手に力が入ってしまい


「大丈夫だよ。」


と碧に笑顔で言われてしまった。




「芽依は男嫌いだからお前らたかんなよ。


あっちいけって。」



「碧も男だろ!」



「俺は特別なんだよ。」



碧が言ってくれたけど……結果は変わらなかった。



< 159 / 468 >

この作品をシェア

pagetop