突然来た同居人。
女子にモテる碧と手を繋いでいると、学校に近づくにつれて女子からの視線が痛い………。
それだけではなく
「え、碧って秋月さんと付き合ってんの!?」
友達が多い(らしい)碧はいろんな人から声がかかり、すごく注目されてる気がする。。
「おう、彼女。
いいだろ。」
碧も毎回そう答えるためずっと恥ずかしい…。
………嬉しかったりもするけどね。
「碧みたいなのが秋月さんと付き合えるとか!」
「ってかいつの間に仲良くなったんだよ。
俺も仲良くなりたかったし。」
「なー。抜け駆けかよ。
秋月さん碧のどこがいいわけー?」
とにかく一気に男の子が集まってきて……むり。
一番いやな展開。
思わず握ってる手に力が入ってしまい
「大丈夫だよ。」
と碧に笑顔で言われてしまった。
「芽依は男嫌いだからお前らたかんなよ。
あっちいけって。」
「碧も男だろ!」
「俺は特別なんだよ。」
碧が言ってくれたけど……結果は変わらなかった。