突然来た同居人。
「……ってかどっから聞いてたの。」
「たぶん最初から。
芽依、一緒にやろ。
俺暇だし。」
「うん、いーよ。
じゃあ碧はそれやってね。」
「はーい。」
……碧が来てくれて助かったな。
このメンバーでやるの本当やだったから。
「よ、碧、秋月。
お疲れ。」
「あれ、啓介じゃん。なにしてんの?」
「スマホ忘れたっぽくて取りきた。」
「はは、ばかじゃん。」
「うるせーわ。
じゃーな、俺帰るわ。」
「いやいや、ちょっと待てって!
手伝ってけって。」
「はぁ?俺が?なんで?」
「啓介くんも一緒にやろーよ。」
「………はいはい。」
「なんだよ、芽依には甘いな。
俺には冷たいくせに。」
「碧は特別。
喜べ。」
「嬉しくねーし。」
そんなこんなで3人で半分やることにした。