突然来た同居人。



「碧、ありがとね。」



「んー?別にあのくらいいいよ。



他の男と話してほしくないし。」




「俺はいいのかよ。」




「お前は井上一筋なの知ってるからな。」




「そう言いつつ前は嫉妬してたろ。



秋月が俺の好きな料理知ってたり



俺が芽依って呼んだり。」




「え、だからあのとき碧機嫌悪かったの?」




「うん、まーね。


芽依が啓介のこと考えて唐揚げ作ってんのも嫌だったし。」



「でもあの時の野菜スープは碧のこと考えて作ったよ。


さすがに唐揚げとハンバーグは無理だしね。」




「え、そうだったの?


ならいーや。」




「単純だな、碧は。」




「うるせーよ。」




そんな会話をしながら3人で帰った。



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