突然来た同居人。



しばらくたって、21時半頃………


碧は帰ってきた。



「おかえり。

遅かったね。」



「ごめん、

クラスのやつと飯食ってたら遅くなった。」



「クラスのやつって、さっきの子?」



「あぁ、まぁ……。」



「………そっか。」



あたし…食べずに待ってたのに。



「ごめん、待ってた?」



「…いいよ。


じゃああたし先寝るね。」



なんか待ってたあたしがばかみたいで

あたしは碧のそばにはいたくなかった。



「ごめん、怒ってる?」


怒ってる?………わかんない。


でも惨めだと思った。



「……怒ってないよ。」



「じゃあなんで俺見ないの。」


「別にそういうんじゃないから。


もういいでしょ?」



あたしは碧を降りきって部屋へ戻った。


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