突然来た同居人。



それなら30分後ー



「あ、いた。


これ、ありがとな。」



そういって私にノートを渡した。



「うん、どういたしまして。」



「俺もテレビみていい?」


「うん、いーよ。」



私がそういうと碧は隣に座った。



私はすかさずソファから降りた。



「なんで床なの?」



「……近いから。」



「なにが?」



「碧が近いから。」



私は男性に免疫がないから……


それすら耐えられない。



「別にいいじゃん。」



「あたしはよくないの。」



私がそういうと碧も床へ座った。




「だ、だから近いってば。」



私はまた逃げた。



「いいじゃん、少しは男になれろよ。」



「や…別にいい。」



「そんなんじゃ彼氏できないよ?」



「っ!余計なお世話!」



「あ、彼氏いないんだ。」



「いいじゃん、別に!」



彼氏いなくても楽しいもん。



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