突然来た同居人。
23時が過ぎた辺りであたしたちは部屋へ向かった。
「あたし、枕持ってくるね。」
あたしはそれだけ言って一旦部屋に入った。
用意したクリスマスプレゼントを枕で隠して碧の部屋に入った。
できればもう少しあと、25日になったくらいであげたいから
とりあえずベッドの下に隠した。
「なんかさ、碧のベッドのが広いよね、あたしのより。」
「あぁ、そうかもな。」
「ずるい。」
「俺はでかいからいーの。」
うん、それはあるかもね。
「電気消すよー。」
あたしは電気を消してベッドへ入った。
「芽依壁側ね。」
「わーい。」
あたしは空気を壊すようにベッドに入った。
が、そんな簡単には壊れない。