突然来た同居人。




「芽依~。」



教室へ戻るとすぐに紗希に呼ばれた。



「なに?」



「なに?じゃないよ!



神波くん、なんだったの?」



「あー、ノート忘れてたから


届けてくれたの。


夏休みの宿題、今日提出でしょ?



恥ずかしかったけど助かったよ。」




「けっこう仲良さそうじゃん。」



「……その方が過ごしやすいでしょ?」



「でもすでにクラスの一部の女子に


芽依、睨まれてるよ。」




「え!嘘……



はぁ……。」



「あの見た目じゃ人気もでるでしょ。」



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