突然来た同居人。
そして昼休みー
「ねぇ、啓介くん。
もらった手紙みたい。」
「手紙?」
碧は知らなかったのかあたしの言葉に反応した。
「ん、これ。」
あたしは啓介くんから手紙を受け取った。
「なに?」
碧が覗きこんでくる。
「ん?ラブレターだってさ。」
「へー、ラブレターね。
彼女いるのに珍しいな。」
「まあ好きになっちゃったなら仕方ないよ。」
あたしはそう言いながら手紙を見た。
"好きです。
ずっと見てます。"
ただそれだけが書かれていた。